トレンチコートは冬におかしい?寒い時の対処法や冬用素材を紹介!メンズ・レディースのおすすめも




トレンチコートは春先や秋に着るイメージが強いですよね。冬に着るには寒くておかしいかも・・そう思ってはいませんか?

トレンチコートは選ぶ素材やライナー付のものもあるので、冬に着てもおかしいことはありませんよ!

春物のトレンチコートを冬に着るのは厳しいですが、素材や機能性が冬用のトレンチコートを選べばしっかり防寒してくれます。

この記事では冬に着てもおかしいと感じないトレンチコートの選び方や、寒い時に合わせるアイテムをご紹介します♪

メンズ・レディースのおすすめトレンチコートも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

トレンチコートは冬の寒い時でも活躍!その機能性をご紹介

トレンチコートと聞くと、春物のスプリングコートを思い浮かべるかもしれませんが、実は防寒性に優れたコートです。

ですから冬に着ていてもおかしいということはありません!

ここではトレンチコートが作られた歴史から、その機能性までご紹介します。

トレンチコートは軍人用に作られた高機能コート

トレンチコートが作られたのは第一次世界大戦の頃。イギリスで寒冷地の戦闘に耐えられるように、耐久性や耐水性の高いコートとして作られたのがはじまりです。

有名ブランドのバーバリー社創業者トーマス・バーバリーが1879年に開発した生地『ギャバジン』を使用して作られました。

ちなみにトレンチコートの『トレンチ』は「塹壕(トレンチ)」からきています。塹壕戦にも耐えられる防水服が必要だったのですね。

トレンチコートが作られる前から防水服はありましたが、当時の防水服はゴムが使用され重く動きづらいものがほとんど・・。戦地での機能性は高くありませんでした。

さらに冬の塹壕内は雨が降ると水溜まりや泥でぬかるみ、寒さも厳しいため兵士たちの体力が奪われます。

そこで軽くて動きやすい、そして耐久性・耐水性に優れた寒冷地でも耐えられるコートとしてトレンチコートは誕生しました。

戦地で兵士たちを守るために作られたトレンチコートは、デザイン性に優れた高機能コートとして今でも世界中で愛されています。

冬でもおかしいと感じないトレンチコートの選び方

トレンチコートはもともと『ギャバジン』という、バーバリー社が開発した生地から作られたコートです。

このギャバジン生地は、主にコットンやウール素材に防水加工を施してから織り上げ、さらに防水加工をしているため、防水性・耐久性に優れた生地です。

気温に合わせて収縮する繊維になっていて、防寒性もあるコートなのですよ。

ここでは冬に着るトレンチコートの素材と、選び方をご紹介します。

トレンチコートを冬に着るときの素材選び

春や秋に着るトレンチコートは、軽くて着心地のよいデザインになっていますが、薄手で防寒性は低いので春秋物のトレンチコートは冬に不向きです。

しかし冬の寒さにも耐えられる素材やデザインで作られているトレンチコートを選ぶことで、しっかり防寒してくれます。

・ウール

冬のコートの定番と言えるウール素材。優しく暖かい肌触りで、保温性が高いのも特徴です。

短所としては、他の素材と比べると少し重たくなってしまいます。

さらに日に当たると変色したり、アイロンをかけるとテカリが出てしまうという欠点もあります。

しかし、冬の寒さでもしっかり保温してくれますし、シワになりにくい素材です。

ウールのおすすめトレンチコートはこちらです。

生地はウールやコットンを使用したメルトンです。メルトン生地は冬の定番ですよね。

しっかりとした厚みのある生地は、冬でも保温性が高く寒さから守ってくれます。

着丈も短めなので、どんなファッションにでも合わせやすいトレンチコートになっています。

・カシミヤ

高級素材として有名なカシミヤは、カシミヤ山羊から刈り取った毛のことです。

肌触りはとても柔らかく、暖かいのが特徴ですよ。

カシミヤはウールよりも長く細い毛から作られていて、繊維の間にたくさんの空気を含むため、とても軽くさらに暖かいのです。

カシミヤ素材のおすすめトレンチコートはこちらです。

上品で暖かなトレンチコートには、取り外し可能なファーがついています。さらに首元から風が入ってくるのを防いでくれるチンウォーマーもついていますよ。

シワになりにくく肌触りがいい上質なトレンチコートは、冬の寒さの中でも気分を上げてくれます。

冬にはたくさんのカシミヤ素材の商品が増えますよね。カシミヤはその特徴から、マフラーやセーターなど様々なあったかアイテムに使われています。

・ラムウール

ラムウールは子羊から刈り取った羊毛です。通常のウールよりも毛は短いですが、軽く肌触りも滑らかです。

そしてウールより軽いため、ロングのトレンチコートならラムウールの方が疲れにくいです。

ただし、通常のウールよりは値段が高くなってしまいます。

冬でも着られるトレンチコートのデザイン

・ライナー付トレンチコート

冬に着るトレンチコートなら、ライナー付のものがおすすめです。

中綿入りの軽量ライナー付トレンチコートなら、寒い時でも暖かく着ることができます。

春先や秋など、そこまで寒さを感じない季節にはライナーを取り外せば丁度良く着られて、長期間トレンチコートを楽しむことができます。

温度調節がしやすいところが、とても便利です。

メンズ・ライナー付のトレンチコートでおすすめなのはこちらです。

ベーシックなデザインのライナー付トレンチコートです。

ライナー付のトレンチコートですので、春や秋にはライナーを外してスッキリ着ることができます。

定番のトレンチコートはビジネスでも、カジュアルでもどちらでも活躍してくれますよ。

・中綿入りトレンチコート

寒い時に活躍してくれるデザインが、中綿入りのトレンチコートです。

中綿特有の軽さで、中に着こんでも動きずらさを感じることもありません。

トレンチコートは冬でも活躍してくれるコートです。しっかり裏地のあるものを選べば、風も通さず寒い時でも着られますよ!

さらにキルティング加工がされているトレンチコートもありますので、冬に着てもしっかり寒さ対策ができるコートです!

トレンチコートといっても、様々なデザイン・素材のものがありますので、用途に合わせてお気に入りのコートを見つけてくださいね!

スプリングコートは冬には不向き

トレンチコートを探すと、春物のスプリングコートをよく目にしますよね。

しかしスプリングコートは裏地がなかったり、薄手で冬には防寒性が足りなかったりと冬の防寒具にするには不向きです。

それにスプリングコートは、春らしい爽やかな色味のものが多いですよね。

見た目はトレンチコートでも、スプリングコートとして売られていた商品なら秋や冬には避けた方がいいです。

トレンチコートを真冬の寒い時に着る防寒対策をご紹介

トレンチコートはダウンジャケットなどと比べると防寒性は劣ります。

しかし合わせるアイテムで、その防寒性を補い暖かく着ることができますよ。

ここではトレンチコートだけでは寒いと感じるときの防寒対策をご紹介します。

マフラーなどの防寒アイテムを活用する

トレンチコートは雨や風が首元から入ってくるのを防ぐために、チンウォーマーやガンフラップといったデティールが施されているものもあります。

それでも首元が空いてしまうデザインのトレンチコートも多いので、寒い時はマフラーを使用しましょう。

手袋やイヤーマフラーも使用すると、さらに防寒度アップです!

トレンチコートは着丈が長いものが多いので、防寒アイテムを合わせて使えば冬の寒さが厳しくなってきた季節でも活躍してくれますよ。

トレンチコートと合わせるおすすめのマフラーはこちらです。

カラーは15種類から選ぶことができるので、あなた好みの色が必ず見つかるはず!

そしてチェック柄はトレンチコートとの相性も抜群です♪大判ですのでマフラー以外にも、ちょっと肌寒いときに肩から羽織ることもひざ掛けとしても使うことできます。

可愛いものからシックなものまで揃っているので、男女問わず使うことができます。

1枚持っていると、便利ですね。

インナーにはダウンベストで防寒性アップ

真冬の気温が低くなってくる時期には、インナーにダウンベストを着るのも防寒性がアップするのでおすすめです。

ライナー付でないトレンチコートでは、真冬の寒さの中では暖かさが物足りないかもしれません。

そんな時は中にダウンベストで暖かさを補いましょう。

ダウンベストなら、コートを脱いだ後もそのまま着続けることができ、暖かを保ったままおしゃれアイテムとしても活躍してくれますよね♪

おすすめのダウンベストはこちらです。

男女兼用でカラーは5色から選べます。スリムなシルエットで軽量なため、トレンチコートの中にきてもきつく感じることはなく、スッキリ着こなせます。

高い保温性で1枚で着ていてもおしゃれに見せてくれるので、秋から冬にかけて活躍してくれるダウンベストです♪

あったかコーディネートで防寒対策

マフラーやダウンベストもいいですが、コートの中に着るものを厚手のセーターなどで防寒性をアップさせてしまいましょう。

トレンチコートは厚手のアウターと違って、薄手のものが多いので扱いやすいです。

ですから中に着こみやすく、おしゃれも楽しみやすいコートです♪

寒さが厳しい地域で真冬のトレンチコートは不向き

ここまでトレンチコートは寒い冬でも着ておかしくないことを説明しましたが、北海道などの最高気温でも氷点下という地域では厳しいです。

私の住む地域は1月~2月の一番気温が低くなる時期は、連日最高気温がマイナスです。

最低気温はマイナス10℃以下ということもあります。

そんな気温の中で着こんだり防寒アイテムを合わせたりしても、さすがにトレンチコートでは寒さを防ぎきれません。

気温がマイナスになるような地域では、ダウンなどのより防寒性が高いアウターをおすすめします。

まとめ

  • トレンチコートは寒い戦地でも耐えられるように作られた高機能コート
  • 冬に着るトレンチコートはウールやカシミヤなどの暖かい素材のものを選ぶ
  • トレンチコートは中綿入りやライナー付のもので防寒性もアップ
  • 寒い時はマフラーやダウンベストで寒さを防ぐ
  • 気温がマイナスになるような地域はトレンチコートで寒さを防ぐのは厳しい

トレンチコートは冬でも活躍してくれる定番アイテムですので、着てもおかしいことはありません。

冬でもしっかり防寒してくれるデザイントレンチコートで、寒い冬を乗り切りましょう♪




シェアお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)